映画化されたときに気になっていて(見ませんでしたけど)、 最近文庫になっているのを知ったので買ってみました。
家政婦の「私」と、息子の「ルート」、 そして80分しか記憶の持たない「博士」。 三人の、 心が暖かくなるようなエピソードが一杯つまった物語。 でもきっと最後は哀しい結末になるんじゃないかと予想してしまうような本です。 実はまだ半分も読んでませんが(^^;;)、 きっとそうに違いないと思ってます(笑)。 今は残りが楽しでもあり、勿体なくもありという、 微妙な心境です。
一応理系で、 昔は数学が得意だった私。 数の神秘と数式の美しさ、数学(算数)の楽しさを再認識できたような気がします。 「博士」みたいな算数の先生がいたら、 算数嫌いな生徒なんていなくなるんだろうなぁ。
映画はもうすぐ DVD で出るらしい。 見たいような、 見たくないような…。
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博士の愛した数式 小川 洋子 新潮社 2005-11-26 |
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博士の愛した数式 寺尾聰 小川洋子 小泉堯史 角川エンタテインメント 2006-07-07 |