自宅サーバ構築メモ各種ソフトウェア

各種ソフトウェアのインストール
VineLinux であれば、通常ルートユーザになった後、apt-get update、apt-get upgrade をすれば、その時点で最新のパッケージに更新してくれます。これを行わず、あえてソールからインストールしたり、標準で入っていないソフトをソースからコンパイルするときに、参考にしてください。
apache
誰もが知ってる WEB サーバ。すでにインストールされているものを削除し、ソースからコンパイルしなおします。(通常は、最新の RPM を持ってきて、rpm -Uvh をしましょう)

コンパイルとインストール
Japan APACHE USERS GROUP から apache の最新版(apache_1.3.23.tar.gz 2002/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
DocumentRoot を /home/httpd/ にし、関連ディレクトリも全てその配下に置くように設定する。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cp /etc/rc.d/init.d/httpd /root↓ (起動スクリプトのバックアップ)
root # rpm -e apache-manual-1.3.19-0vl1↓
root # rpm -e apache-devel-1.3.19-0vl1↓
root # rpm -e apache-1.3.19-0vl1↓
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat ./apache_1.3.23.tar.gz |tar -xvf -
root # cd apache_1.3.23↓
root # ./configure --htdocsdir=/home/httpd/htdocs --iconsdir=/home/httpd/icons \
　　　　 --cgidir=/home/httpd/cgi-bin --logfiledir=/var/log/httpd↓
root # make↓
root # make install↓
root # mv /root/httpd /etc/rc.d/init.d↓ (起動スクリプトのリストア)
root # ln -s /usr/local/apache/bin/httpd /usr/sbin/↓
root # ntsysv --level 345↓
　　　　httpd に "*" をつけて、完了を押す。
root # chmod 755 /home/*↓

httpd.conf 設定
/usr/local/apache/conf/httpd.conf をリンクのように修正する。ほとんどデフォルトのままで、VirtualHost の設定を追加している。

wwwcount
WEB で使うアクセスカウンターです。もっともよく使われているのではないでしょうか？

コンパイルとインストール
WWW Homepage Access Counter and Clock! から WWW Count の最新版(wwwcount2.5.tar.gz 2002/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
インストール先は、apache のホームディレクトリ、 /home/httpd/Counter にする。プライベートアドレスからのアクセスのときは、カウントアップしないように設定する。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat ./wwwcount2.5.tar.gz |tar -xvf -↓
root # cd wwwcount2.5↓
root # ./Count-config↓
Continue [y|n]? y↓
*cgi-bin directory [/usr/local/etc/httpd/cgi-bin]: /home/httpd/cgi-bin↓
*Base directory [/usr/local/etc/Counter]: /home/httpd/Counter↓
* Config directory [/home/httpd/Counter/conf]: ↓
* Name of the configuration file [count.cfg]: ↓
*Data directory [/home/httpd/Counter/data]: ↓
*Digits directory [/home/httpd/Counter/digits]: ↓
*Log directory [/home/httpd/Counter/logs]: ↓
* Name of the log file [Count2_5.log]: ↓
Everything looks OK [y|n]? y↓
root # make all↓
root # ./Count-install↓
Continue [y|n]? y↓
*Do you know the user and group id of httpd' child process [y|n]:? y↓
*Enter user id of httpd's child process [no default]:? nobody↓
*Enter group id of httpd's child process [no default]:? nobody↓
root # chown nobody /home/httpd/Counter/data↓
root # chgrp nobody /home/httpd/Counter/data↓

count.cfg の設定
/home/httpd/Counter/conf/count.cfg を以下のように修正する。

セクション変更前変更後

[options] auto_file_creation=No auto_file_creation=Yes

[ignore IPs] 未定義 192.168.1.*

[authorized]
例を全て消して、192.168.1.1 と
ichigo.no-ip.org と ichigo.dyndns.org と
square.no-ip.org を追加

proftpd
wu-ftpd の後継として、シェアを増やしている FTP サーバ。高性能で、apache ライクな定義の仕方が特徴です。すでにインストールされているものを削除し、ソースからコンパイルしなおします。(これも通常は apache と同様 rpm -Uvh でアップデートしましょう)

コンパイルとインストール
The ProFTPD Project から ProFTPD の最新版(proftpd-1.2.5rc1.tar.gz 2002/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cp /etc/rc.d/init.d/proftpd /root↓ (起動スクリプトのバックアップ)
root # ntsysv --level 345↓
　　　　proftpd の "*" をはずし、完了を押す。
root # rpm -e proftpd-1.2.1-0vl2↓
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat ./proftpd-1.2.5rc1.tar.gz |tar -xvf -↓
root # cd proftpd-1.2.5rc1↓
root # ./configure↓
root # make↓
root # make install↓
root # mv /root/proftpd /etc/rc.d/init.d↓ (起動スクリプトのリストア)
root # ln -s /usr/local/sbin/ftpshut /usr/sbin/↓
root # ln -s /usr/local/sbin/proftpd /usr/sbin/↓
root # ntsysv --level 345↓
　　　　proftpd に "*" をつけて、完了を押す。

proftpd.conf 設定
未稿
samba
ファイル共有サーバです。すでにインストールされているものを削除し、ソースからコンパイルしなおします。(これも通常は apache と同様 rpm -Uvh でアップデートしましょう)
コンパイルとインストール
日本Sambaユーザ会から samba の最新版(samba-2.2.2-ja-1.0.tar.gz 2002/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cp /etc/rc.d/init.d/smb /root↓ (起動スクリプトのバックアップ)
root # ntsysv --level 345↓
　　　　smb の "*" をはずし、完了を押す。
root # rpm -e samba-client-2.0.7_ja_1.3-0vl1↓
root # rpm -e samba-2.0.7_ja_1.3-0vl1↓
root # rpm -e samba-common-2.0.7_ja_1.3-0vl1↓
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat ./samba-2.2.2-ja-1.0.tar.gz |tar -xvf -↓
root # cd samba-2.2.2-ja-1.0/source↓
root # ./configure --with-i18n-swat↓
root # make↓
root # make install↓
root # mv /root/smb /etc/rc.d/init.d↓ (起動スクリプトのリストア)
root # ln -s /usr/local/samba/lib/smb.conf /etc/↓
root # ln -s /usr/local/samba/bin/smbd /usr/sbin/↓
root # ln -s /usr/local/samba/bin/nmbd /usr/sbin/↓
root # ln -s /usr/local/samba/bin/swat /usr/sbin/↓
root # ntsysv --level 345↓
　　　　smb に "*" をつけて、完了を押す。
services の設定
/etc/services に以下を追加する。
swat     901/tcp   #SWAT
inetd.conf の設定
/etc/inetd.conf に以下を追加する。
swat stream tcp nowait.400 root /usr/sbin/swat swat
smb.conf 設定
/usr/local/samba/lib/smb.conf をリンクのように修正する。(動作未確認)
ircd
irc チャットサーバ。遊びに来てね。
コンパイルとインストール
ircd (jp-pached version) から ircd の最新版 (irc2.10.3+jp6.tgz 2002/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
/usr/sbin/ へ実行ファイルをインストールし、定義ファイルを /usr/etc/ へインストールするようにする。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat irc2.10.3+jp6.tgz |tar -xvf -↓
root # cd irc2.10.3+jp6↓
root # ./configure --prefix=/usr↓
./common/os.h の #if HAVE_SYS_POLL_H の中(140行目の#endif の上) に以下を追加
# if linux && !defined(POLLWRNORM)
# define POLLWRNORM 0x0100
# endif
root # cd i686-pc-linux-gnu↓
root # make server↓
root # make install-server↓

起動スクリプトの設定
/etc/rc.d/init.d/ircd をリンクの通り作成する。
root # chmod 755 /etc/rc.d/init.d/ircd↓
root # chkconfig --add ircd↓
ircd.conf 設定
/usr/etc/ircd.conf を以下の通り作成する。
ircd.motd 設定
/usr/etc/ircd.motd を作成する。これは、クライアントが接続されたときに表示されるメッセージ。内容はなんでもよい。日本語（漢字コードはJIS,改行コードはLF）も使用可能なので、適当に作っておく。このファイルがないと、Jatoro でうまく接続できないので必ず作成する。
plum
irc 用のボット。
コンパイルとインストール
ftp://ftp.madoka.org/pub/plum から plum の最新版 (plum2.33.1.tar.gz 2002/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
ircd のインストール先(ircd が入っているディレクトリ、今回は/usr/sbin/) 下に plum ディレクトリを作成し、その配下に全てのファイルをコピーする。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat plum2.33.1.tar.gz |tar -xvf -↓
root # mv plum2.33.1 /usr/sbin/plum↓
plum の設定
/usr/sbin/plum/plum の1行目を以下のように変更する。
#!/usr/bin/perl -w
plum.conf の設定設定
/usr/sbin/plum/plum.conf をリンクの通り作成する。
postfix
これも、sendmail より設定がはるかに簡単で、高機能なメールサーバ。すでにインストールされているものは削除せず、そのままソースからコンパイルしなおします。(これも通常は apache と同様 rpm -Uvh でアップデートしましょう)

コンパイルとインストール
The Postfix Home Page から postfix の最新版 (postfix-1.1.3.tar.gz 2002/02/18 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
デフォルトで rpm パッケージがインストールされているが、ソースからアンインストールせずにそのまま上書きで最新版をインストールする。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat postfix-1.1.3.tar.gz |tar -xvf -↓
root # cd postfix-1.1.3↓
root # make↓
root # /etc/rc.d/init.d/postfix stop↓
root # make install↓
install_root: [/] ↓
tempdir: [/usr/local/src/postfix-1.1.3] ↓
config_directory: [/etc/postfix] ↓
daemon_directory: [/usr/lib/postfix] ↓
command_directory: [/usr/sbin] ↓
queue_directory: [/var/spool/postfix] ↓
sendmail_path: [/usr/sbin/sendmail] ↓
newaliases_path: [/usr/bin/newaliases] ↓
mailq_path: [/usr/bin/mailq] ↓
mail_owner: [postfix] ↓
setgid_group: [postdrop] ↓
manpage_directory: [/usr/local/man] ↓
sample_directory: [/etc/postfix] ↓
readme_directory: [no] /etc/postfix/doc↓

main.cf の設定
デフォルトのホスト名とした ichigo.no-ip.org だけでなく square.no-ip.org や、 Dynamic DNS で取得した square.dyndns.org などでもメールが受け取れるように変更する。 /etc/postfix/main.cf に以下を追加する。
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain \ square.no-ip.org ichigo.dnydns.org
root # /usr/sbin/postfix start ↓
noip_updater
no-ip.com へ、IP アドレスの更新を自動で行うソフトです。
コンパイルとインストール
No-IP.com から noip_updater の最新版 (noip_updater_v1.6.tar.gz 2002/02/18 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
事前に No-IP でアカウントとサブドメインを取得していることが前提。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat noip_updater_v1.6.tar.gz |tar -xvf -↓
root # cd noip_updater_v1.6↓
root # make↓
root # make conf↓
What is your email address for no-ip.com? (name@email.addr)
> ichigou@mwd.biglobe.ne.jp
What is the password for the login account? (password)
> ********
Are you using a groupname instead of a host.domain.name? (Y/N)
Answer 'N' if you do not understand the question.
> N
What is the host.domain.name you are using? (host.no-ip.com)
> ichigo.no-ip.org
Do you have a router which uses NAT/masquerading? (Y/N)
> Y
root # make install↓
起動スクリプトの設定
/etc/rc.d/init.d/no-ip を以下の通り作成する。
root # chmod 755 /etc/rc.d/init.d/no-ip↓
root # chkconfig --add no-ip↓
no-ip.conf の設定
サブドメインが一つの場合はこのままでよいが、2つ以上ある場合、グループを利用すると便利。今回は、ichigo.no-ip.org と square.no-ip.org の 2 つを利用するので、ホームページから、ichigo というグループを作成し、全てのサブドメインをこれに追加しているものとする。
/usr/local/lib/no-ip.conf を以下の通り作成する。
ddclient
dyndns.org へ、IP アドレスの更新を自動で行うソフトです。

コンパイルとインストール
DynDNS.org Clients から ddclient の最新版 (ddclient-3.6.2.tar.gz 2002/02/23 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
事前に DynDNS.org でアカウントとサブドメインを取得していることが前提。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat ddclient-3.6.2.tar.gz |tar -xvf -↓
root # cd ddclient-3.6.2↓
root # cp ddclient /usr/sbin/↓
root # cp sample-etc_ddclient.conf /etc/ddclient.conf↓
root # vi /etc/ddclient.conf↓
-- ddclient.conf に次を追加する。your-login, test の部分は DynDNS.org で取得した値をセットする。
login=your-login
password=test
mx=ichigo.dyndns.org
backupmx=yes
wildcard=yes
use=web
server=members.dyndns.org, \
protorol=dyndns2 \
ichigo.dyndns.org

起動スクリプトの設定
root # cp sample-etc_rc.d_init.d_ddclient.redhat /etc/rc.d/init.d/ddclient↓
root # chkconfig --add ddclient↓
bind
ネームサーバーです。すでにインストール済みのものを、設定変更します。
起動スクリプトの設定
root # ntsysv --level 345↓
　　　　named の "*" をつけて、完了を押す。

named.conf の設定
/etc/named.conf の修正。options { } の中を以下の様に更新。 BOLD 部が追加部分。
133.xxx.xxx.xxx は、Biglobe の DNS サーバを指定。
　　　　options {
　　　　　　directory "/var/named";
　　　　　　/*
　　　　　　* If there is a firewall between you and nameservers you want
　　　　　　* to talk to, you might need to uncomment the query-source
　　　　　　* directive below. Previous versions of BIND always asked
　　　　　　* questions using port 53, but BIND 8.1 uses an unprivileged
　　　　　　* port by default.
　　　　　　*/
　　　　　　// query-source address * port 53;
　　　　　　forward first;
　　　　　　forwarders {
　　　　　　　　　　　　133.xxx.xxx.xxx;
　　　　　　};
　　　　};
resolv.conf の設定 /etc/resolv.conf を以下のように変更する。
nameserver 127.0.0.1
bind を起動する。
root # /etc/rc.d/init.d/named start↓
rshd
他のマシンから、リモートコマンドを使用できるようにします。(Vine 2.6 には標準で入っている?)
インストール
Vine Linux 2.1.5 の CD-ROM をマウントし、rshd をインストールする。 root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # mount /mnt/cdrom ↓
root # rpm -i /mnt/cdrom/Vine/RPMS/rsh-server-0.16-12.i386.rpm ↓
root # umount /mnt/cdrom ↓

インストール済みパッケージのアップデート

インストール
通常は、apt-get update ↓ apt-get upgrade ↓ を行えば十分です。
Vine Linux Home Page の右上、"Vine Linux Erratta" をクリックし、自分が必要と思われるパッチをダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # rpm -U at-3.1.8-23vl0.1.i386.rpm↓
root # rpm -U diffutils-2.7.2-0vl1.1.i386.rpm↓
root # rpm -U glibc-2.1.3-23vl1.i386.rpm↓
root # rpm -U glibc-devel-2.1.3-23vl1.i386.rpm↓
root # rpm -U glibc-profile-2.1.3-23vl1.i386.rpm↓
root # rpm -U gzip-1.2.4a-2vl1.i386.rpm↓
root # rpm -U lpr-0.50.5-1vl1.i386.rpm↓
root # rpm -U namazu-2.0.10-0vl0.i386.rpm↓
root # rpm -U namazu-devel-2.0.10-0vl0.i386.rpm↓
root # rpm -U perl-5.00503_jp-14.2.i386.rpm↓
root # rpm -U procmail-3.21-0vl0.1.i386.rpm↓
root # rpm -U rsh-server-0.16-12.i386.rpm↓
root # rpm -U rsync-2.4.1-2vl1.i386.rpm↓
root # rpm -U screen-3.9.10-0vl0.i386.rpm↓
root # rpm -U squid-2.3.STABLE1-5vl2.i386.rpm↓
root # rpm -U sudo-1.6.3p6-0.6vl2.i386.rpm↓
root # rpm -U telnet-0.17.6x-18vl0.i386.rpm↓
root # rpm -U telnet-server-0.17.6x-18vl0.i386.rpm↓
root # rpm -U w3m-0.1.10-0vl7.i386.rpm↓
root # rpm -U xchat-1.4.2-0vl3.i386.rpm↓
root # rpm -U xntp3-5.93-15vl2.i386.rpm↓
kernel のアップデート
インストール
Vine Linux Home Page の右上、"Vine Linux Erratta" をクリックし、必要な kernel のパッチをダウンロードし、/root へコピーしておく。今回 DL したファイルは、
kernel-2.2.19-0vl0.23.i686.rpm ,
mount-2.10r-0.6.xvl0.i386.rpm ,
nfs-utils-0.3.1-0.6.x.1vl0.i386.rpm ,
kernel-headers-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm ,
kernel-source-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm ,
kernel-utils-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm ,
kernel-pcmcia-cs-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm (ノートのときのみ)
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # init S↓
root # cd /root↓
root # rpm -Uvh mount-2.10r-0.6.xvl0.i386.rpm ↓
root # rpm -Uvh nfs-utils-0.3.1-0.6.x.1vl0.i386.rpm ↓
root # rpm -ivh kernel-2.2.19-0vl0.23.i686.rpm ↓
root # rpm -Uvh kernel-pcmcia-cs-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm ↓
root # rpm -Uvh kernel-source-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm \ ↓
kernel-headers-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm↓
root # rpm -Uvh kernel-doc-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm ↓
root # rpm -Uvh kernel-utils-2.2.19-0vl0.23.i386.rpm ↓
/etc/lilo.conf
太字部が変更点。
boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=50
message=/boot/message
append="apm=on"
default=linux
image=/boot/vmlinuz-2.2.18-0vl4.2
        label=linux.old
        read-only
        root=/dev/hda1
image=/boot/vmlinuz-2.2.19-0vl0.23
        label=linux
        read-only
        root=/dev/hda1
root # lilo↓
root # shutdown -r now↓
AntiVir Mailgate for Linux
SMTP 対応のアンチウイルスソフトです。個人利用であれば無料で使用できます。
(http://www.zdnet.co.jp/help/tips/linux/l0639.html#form)
コンパイルとインストール
H+BEDVサイトから AntiVir Mailgate for Linux の最新版 (avlxmgt.tgz Ver:2.0.1.10 2003/02/17 現在) をダウンロードし、/usr/local/src へコピーしておく。
ダウンロードしている間に、ここからユーザ登録をすませておく。
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # cd /usr/local/src ↓
root # zcat avlxmgt.tgz |tar -xvf -↓
root # cd antivir-mailgate-2.0.1.10↓
root # ./avinstall.pl↓
Do you agree the LICENSE (y/n):y↓
Enter the path of init directory
(default is: /etc/rc.d): /etc/rc.d↓
Enter the path where AntiVir MailGate binaries will be located
(default is: /usr/sbin): /usr/sbin↓
Enter the path where scan engine and virus definition file will be located
(default is: /usr/lib/AntiVir): /usr/lib/AntiVir↓
The directory /usr/lib/AntiVir doesn't exists. Try again!
Should I create it? (y/n): y↓
Enter the path where manual pages will be located
(default is: ):↓
The directory doesn't exists. Try again!
Should I create it? (y/n): y↓
Enter the path to your license file: ↓
The automatic internet updater will check every hour
if a new update is available. Default is yes.
Install the automatic internet updater? (y/n): y↓
Enter the hosts and/or domains that are local:
(default is: no-ip.org ichigo.no-ip.org):ichigo.no-ip.org↓
Enter the hosts and networks that are allowed to relay:
(default is: 127.0.0.1/8 192.168.0.0/16): ↓

root # mkdir -m 755 /var/run/antivir↓
root # chown uucp:uucp /var/run/antivir↓
avmailgate.conf の設定
下記は必要なところのみ。修正が完了したら保存して終了する。
root # vi /etc/avmailgate.conf↓
User                  uucp
Group                 uucp
Postmaster            postmaster
MyHostName            ichigo.no-ip.org
SpoolDir              /var/spool/avmailgate
AntiVirDir            /usr/lib/AntiVir
TemporaryDir          /var/tmp
SMTPBanner            "AntiVir MailGate"
# PidDir /var/tmp
PidDir                /var/run/antivir
# ListenAddress  0.0.0.0  port 25
ListenAddress localhost port antivir
ForwardTo SMTP: localhost port smtp-backdoor
VirusAlertsUser       root
		
/etc/services
下記を追加。修正が完了したら保存して終了する。
root # vi /etc/services↓

antivir 10024/tcp #Port for avgated
smtp-backdoor 10025/tcp #Port for postfix backdoor

postfixとの連携
下記を追加。修正が完了したら保存して終了する。
root # vi /etc/postfix/master.cf↓

localhost:smtp-backdoor inet n - n - - smtpd -o content_filter=

root # vi /etc/postfix/main.cf↓

content_filter = smtp:127.0.0.1:10024

レジストファイルの登録
メールで届いたレジストファイル(hbedv.key)を、 /usr/lib/AntiVir/ へコピーする。その後ファイルのオーナーを変更。
root # chown uucp:uucp /usr/lib/AntiVir/hbedv.key↓
root # mv /etc/rc.d/avgate /etc/rc.d/init.d/ ↓
root # /etc/rc.d/init.d/avgate start ↓
root # /usr/sbin/postfix reload ↓

PROXY の設定
PROXY サーバ経由で自動アップデートを行う場合、 /etc/antivir.conf を修正する。下記を自分の環境に合わせて追加。修正が完了したら保存して終了する。
root # vi /etc/antivir.conf ↓

HTTPProxyServer 10.16.xx.xx
HTTPProxyPort xx80

定義ファイルの自動取得
下記を追加。修正が完了したら保存して終了する。
root # crontab -e ↓

2 0,3,6,9,12,15,18,23 * * * /usr/sbin/antivirupdater -q
POP before SMTP
ファイルの取得
必要なファイルを取得する。今回はあえて RPM でやってみます。 Vine Linux Home Page を参考にして、下記のファイルを取得。
dracd-1.11-0vl4.i386.rpm ,
qpopper-4.0.4-0vl1.src.rpm
qpopper は標準で入っているが、リコンパイルする必要があるので src.rpm を取得する。参考までに、現在の最新バージョンは下記で取得可能。
wget ftp://ftp.jaist.ac.jp//os/linux/Vine/VinePlus/2.5/RPMS/i386/dracd-1.11-0vl4.i386.rpm ↓
wget ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/Vine-2.6/SRPMS/SRPMS/qpopper-4.0.4-0vl1.src.rpm ↓

dracd
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # rpm -ivh dracd-1.11-0vl4.i386.rpm ↓
root # vi /usr/sbin/rc.dracd↓
/usr/sbin/rpc.dracd &　　→　　/usr/sbin/rpc.dracd -i -e 5 &
と変更し、書き込み終了する。

qpopper
root ユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
root # rpm -ivh qpopper-4.0.4-0vl1.src.rpm ↓
root # cd /root/rpm/SPECS↓
root # vi qpopper.spec ↓
--enable-drac \
32 行目に上記一行を追加し、書き込み終了する。
root # rpm -ba qpopper.spec ↓
root # cd ../RPMS/i386 ↓
root # rpm -Uvh qpopper-4.0.4-0vl1.i386.rpm ↓
/etc/postfix/main.cf
太字部を追加。
smtpd_recipient_restrictions =
        permit_mynetworks
        check_client_access btree:/etc/mail/dracd
        check_relay_domains
起動
root # /etc/rc.d/init.d/postfix reload ↓
root # /etc/rc.d/init.d/drad start ↓
OpenSSH
Vine 2.6 には最初から入っているので、その設定のみ行います。

/etc/ssh/sshd_config
root ユーザになっておくこと。BOLD 部のように追加・更新。
PasswordAuthentication no
PermitRootLogin no
PermitEmptyPasswords no
RhostsRSAAuthentication no

sshd の再起動
root # /etc/rc.d/init.d/sshd restart ↓

鍵の作成
自分のユーザになっておくこと。BOLD 部を入力。 ↓ は Enter キーを示す。
chika $ ssh-keygen -t rsa1 ↓
Enter passphrase (empty for no passphrase):************* ↓ (お好みのパスフレーズを入力)
Enter same passphrase again:************* ↓ (同じパスフレーズを入力)
chika $ cd ~/.ssh ↓
chika $ cp identity.pub authorized_keys ↓
chika $ chmod 600 authorized_keys ↓

確認
chika $ ssh localhost ↓
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes ↓
Enter passphrase for RSA key '/home/chika/.ssh/identity': ************* ↓ (設定したパスフレーズを入力)
ログインできたらOK

秘密鍵を FD へ保存
chika $ cd ~/.ssh ↓
chika $ cp mount /mnt/floppy ↓
chika $ cp identity /mnt/floppy ↓
chika $ umount /mnt/floppy ↓

クライアント(TeraTerm SSH Extension)の設定
Downloading TTSSH 1.5.4 より、ttssh154.zip を入手。全ファイルを、TeraTerm がインストールされているフォルダへコピー。
FD に保存した秘密鍵を、クライアントの PC の任意のフォルダにコピー。
ttssh.exe を実行。
New connection のウィンドウで Cancel を押す。
[設定(S)] - [SSH...] を選び、SSH Known Hosts の Read/write file: へ接続先マシンの公開鍵を保存するファイルを指定。任意のフォルダの、ssh_known_hosts という名前に設定する。
[設定(S)] - [SSH Authentication...] を選び、User name を入力。 Use RSA key to log in を選択し、Private key file: ボタンを押して、コピーした秘密鍵(identyty ファイル)を指定する。
[設定(S)] - [設定の保存(S)...] から、C:\Program Files\TTERMPRO\teraterm.ini を更新する。
[ファイル(F)] - [新規接続(N)...] を押し、New connection を表示。 Host を入力し、Service で SSH を選択して OK を押す。
SECURITY WARNING がでたら、チェックをした後、Continue を押す。
SSH Authentication で、Passphrase を入力し、OK を押す。

セクション	変更前	変更後
[options]	auto_file_creation=No	auto_file_creation=Yes
[ignore IPs]	未定義	192.168.1.*
[authorized]		例を全て消して、192.168.1.1 と ichigo.no-ip.org と ichigo.dyndns.org と square.no-ip.org を追加