PCR検査なら事前に教えておいてよ〜

PCR
平日15時過ぎの無線配車。呼ばれた場所は、何度か行ったことがあるマンションでした。中年女性が乗り込んできて、「すみません、往復でお願いしたいのですがいいですか?」。おお、これは嬉しいお願い。もちろん快諾です。

「母の施設でピックアップした後に病院で検査をして、施設に送り届けたあとにここに戻ってきて欲しいんです。検査はすぐ終わるはずなので、待っていてください。」
ふむふむ、これは美味しいではないですか!喜んで最初に施設に向かったのですが、ここで最初の後悔。車椅子に乗って現れたおばあちゃんは、バケツを抱えてオエオエしてます。マジかぁ。介助で一緒に出てきた施設の人によれば、「吐き気はあるんですが吐くことはないですよ」なんて言っていたけど信用できません。もしかしたら初の車内清掃をしなければいけないかも。汚される前にサッサと済ませてしまいましょう。

指定の病院につくと、入口付近にマスクをつけた人がたくさん。間隔を相当取りながら何かを待っているようです。病院の入り口からは完全防備なお医者さんが現れ、名前を呼んで患者さんを一人づつ呼び込んでます。どうやらこれは、発熱した方専用のPCR検査現場なようです。うわぁ、ちょっとマジでヤバいんですけど。ここでおばあちゃんの検査が終わるまで待ってなくてはいけないの?というか、おばあちゃんも陽性の可能性あるのよね。勘弁してよぉ。

積極20分くらいそこで待機し、無事に送り届けられました。料金も結構いったしチップも弾んでくれたけれども、もうやりたくないです。次回からはちゃんと申告していただきたいです。

車にEcho Dot載せてみての感想

Echo Dotをタクシーに乗せて数回営業を行ったのでその感想になります。
まず、昨日の一日間、通信制限にあいました(笑)。直近の3日間で10GBを超えたため、24時間の制限がかかるということでした。利用量を調べてみたら、こんな感じです。
マイネオ利用量
朝から晩まで営業していると、18時間程度繋ぎっぱなしになるのですが、それにしても多いですね。Echo Dotでの再生はWi-Fi接続が前提なので、スマホアプリのAmazon Musicのように音質を下げてデータ使用量を削減することができません。

仕方なしに、本日からスマホとEcho DotをBluetooth接続し、スマホアプリで音楽の再生指示をしてEcho Dotで聴くことにしました。これでデータ通信の削減が見込めます。また、Amazon Music以外のサブスクアプリも利用できるので、こちらのほうが音楽の再生に関しては自由度が増えた感じです。必要なときは「アレクサ」と声かければいろいろ聞いたり音楽を掛けることもできるようです。

これ以外の問題点というか困っているのが、たまにEcho Dotが再起動してしまうこと。発生するタイミングから、音量を上げたりしたときや楽曲のピークで大きな音がするときに多そうな感じです。シガー−USB給電が不足または不安定、給電用USBケーブルの不良、Echo Dot本体の不良と、色々考えられるので明日以降いろいろ試してみます。

営業車にEcho Dot(第3世代)を設置してみた

Echo Dot 3th
先日のPrimeデーで買っておいた、Echo Dot(第3世代)をタクシーの車内に設置してみました!

まず選択した機種ですが、Echo Dot(第3世代)です。最新版は第4世代ですが、価格面と設置スペース(高さ)の関係で第3世代を選択しました。こちらのほうが振動や横揺れに強そうですしね。


車載向きでない製品の使用となるため、2点ほどクリアしておく問題があります。電源問題とWi-Fi問題です。当営業車はもちろんまだまだ100Vコンセントがついている車は少ないのでUSB電源から給電できるようにするのと、利用料金をあまり気にせずに適当な速度が出るWi-Fiをなんとかします。

まずは電源ですが、Echo Dot第3世代は、DC12V(外寸:4.0mm, 内寸:1.7mm)で駆動します。これに適合したUSB給電ケーブルが「DC 5VーDC 12V USB電圧ブースタケーブル」です。入力は5V2AなUSB-Aとなります。


車内で利用するWi-Fiですが、1Mbps程度の速度があればなんとかなりそうな予感がしたため、mineo(マイネオ)のマイそくスタンダード(1.5M)に決定。平日の昼休みにはほぼ使えなくなりますが、それ以外は使い放題で月々990円でと激安です。モバイルルーター(FS040Wなど)に入れて使っても良いのですが、マイそくは通話も出来る契約なので、私は古いスマホに入れてテザリングして使います。

さて、一日使ってみての感想です。
エンジン始動のたびにスマートスピーカーの初期起動から始まるため、使えるようになるまでに少し時間がかかります(約45〜90秒)。もちろん自動で音楽の再生も再開しないので、命令してあげる必要があります(「アレクサ、再開」てOK)。

Echo DotにはWi-Fiアクセスポイントの簡単切り替え機能がありません(マイそくのお昼休み時間だけサクッと別の回線に切り替えるとかは不可。Wi-Fi変更には再セットアップが必要)。Wi-Fi復活後はタイミングを見計らって、止まっていた音楽を再生させる必要があります(「アレクサ、再開」てOK)。

音はあまり良くはない(たぶん第4世代のほうが良いはず)です。モノラルなスピーカーひとつなので、これは仕方ありません。Dotを2台設置してステレオにすることも可能ですが、なんか違う気がします。車内でBGMとしてかけるのであれば、許容範囲かと思いました。

市街地を走る程度なら滑り止めは不要な感じです。プラ素材の台の上にそのまま置いてますが、滑り落ちることもなく安定してます。逆に粘着テープが付きづらい底面加工なので、完全に固定したい場合は、専用壁掛けホルダーを流用すると良いでしょう。


車載用品でないので、ダッシュボードなどの直射日光が当たる場所や高温になる場所への設置は避けましょう。

機能的には概ね期待通りで、満足してます。運転中に声だけで音楽の再生やボリュームのコントロールが出来るのは、やはり助かります。ただ、音声の認識率は自宅で使っているより落ちるかもしれません。騒音源が多い車内のせいだとは思うので仕方ないと諦めています。車内利用にこだわるのなら、Echo Autoを考慮に入れたほうが良いかもしれません。

手元に何もないところから揃えるとなると結構な出費となりますが、手持ちのガジェットを流用するとか、オークションやフリマを利用するとか、ひとつ古い機種にするとか(例えばFS040WをFS030Wにするとか。ただしバッテリーレス運用するなら絶対040が良い)を検討すれば初期費用は落とせるかと思います。Amazonデバイスはセールになると劇的に安くなることがあるので、急ぎてなければ次のセールを狙うのも良いです。

通信費用も、月に1〜2回使えれば良い程度なら、povo2.0にして必要な時にトッピングを追加というのも良いかもしれません。

とある日のタクシー営業の内訳

2022年7月某日の営業内容です。
売上は公表できないので、ご了承ください。

営業時間 07:00~25:00
走行距離 240km
営業回数 全37回
配車数(無線+アプリ) 14回
 内、アプリ(GO)配車 6回(43%)
現金精算 29回(78%)
GOアプリ決済 5回(14%)
クレカ決済 2回
IC(Suica)払い 1回

というわけで、配車のうちアプリが占める割合が間もなく50%。まー、これは私が地元の(無線配車が受けられやすい)ところから外れたところで営業しているからなのかもしれません。他の人はもう少し低いかも。

21世紀になって20年以上経っているのに、みなさん相変わらず現金がお好き。未だに80%弱の方がキャッシュです。キャッシュ払いは減らしたいという気持ちはあるのですが、これが減るとチップをいただける機会も減ると思うので、痛し痒しですね〜。

ちなみに一番嫌なのがSuicaだったりします。端末にかざしてピッ!となった時点では領収書とかは出せるのですが決済は確定しておらず、その後の車内での操作が無事に完了した段階で完了となります。このタイムラグの間に端末の不具合で確定作業が失敗すると、売上にはなりません。お客様のスマホなどでは一旦引かれたようになるのですが、その後返金処理がされます。確定処理中に端末再起動したことがすでに2回あり、こうなるといろいろ手続きが面倒すぎるので、なるべくならSuicaは使わないでください(笑)。

さて、久しぶりの三連休も今日で終わり。明日からしばしお休み無しな日が続くのでがんばります。

タクシードライバーの手袋問題

お客様とのお金のやり取りはトレイを介して行い直接手を触れ合うことをなくした店舗は多数ありますが、タクシーではお釣りや領収書を手渡しするようにしてます。ただ触れ合うことを嫌うお客様もいらっしゃるため(受け取る際にビニール手袋をされるお客様もいます)、ふだんは手袋を着用するようにしています。今日はその手袋の話です。

あまり売っているところは見かけないドライビンググローブですが、ダイソーなどの百均で購入することができます。私も最初に手にしたのはこれ。ただ、すぐに問題が発生しました。

タクシードライバーは、乗務中に多数の機器を操作する必要があります。タッチパネルのタクシー専用機器もいくつかあるのですが、古めのAndroid端末も備え付けられていて、スマホ配車アプリやQR他の決済方法を制御するために利用しています。これがクローブをつけたまま使えないとなると業務に大きく差し支えます。ダイソーの手袋は、手持ちのスマートホンは問題なく使えたりするのに、車載スマホは全く反応しません。これはなんとかせねば。

親指と人差指の指紋のところだけ外に出てれば問題ないよねと思い、安い手袋だったというのもあってハサミで指紋部分を切り抜いて使ってみました。確かにスマホは使えるようになるのですが、見た目がちょっと情けない。それに切った指先の爪側の布が捲れたり、使っているうちに切った裂け目が徐々に広がっていくなどするため、早々に使用中止しました。

次はネットで『スマホが操作可能なドライビンググローブ』を探してみました。数は多くないものの、数種類見つかったのでいくつか購入して試してみましたが、残念なことに使用に耐える手袋は1つもありませんでした。結構高いのも買ってみたのですけどね。確かにスマホは使えるようにはなるのですが、操作性はクソみたいに悪くなるため、非常にストレスがたまります。これも次第に使わなくなりました。

それ以外にも、ドライビンググローブには問題がいくつもあります。まず白いのがいけないのでしょうが、ハンドル操作とお釣りを渡すくらいしかしてないはずなのに、すぐに汚れが目立ってきます。そしてこの汚れが落ちにくい。普通に洗濯機に放り込んだだけでは、ほとんど汚れが落ちません。次第に使い捨てするようになりました。

また、白いグローブは基本伸びが殆どない生地で作られているのに、フリーサイズとなっているものが多くあります。またLサイズと記載されていても届くと「Sじゃね?」というようなものもありました。なので、自分の手に合うかとうかは買ってみないとわからないのが現状です。

結局スマホ対応グローブの使用は諦め、スマホ操作はすべてグローブをしていない右手で行うように工夫することで、お客様対応をする左手のみグローブをすることで落ち着いてきました。見た目はイマイチですが、スマホもストレスなく使えるため、これが一番良いと思ってます。ただ、グローブの左手だけを使うため、未使用の右手用グローブがたくさん出来てしまい、これをどう使おうかが悩みでした。
使い捨てインナーグローブ
そんなときに見つけたのが、DAISOの使い捨てインナーグローブ(ちょっと前はなかったはずなので最近でたのかも?)。両手兼用がなんと8枚も入ってます。色は黒。これを使えば、汚れが目立だず右手のをどう使おうか悩む必要がなくなります。使い捨てとなっていながらそうは見えない生地で、何度か洗って使えそう。しかも生地に伸縮性があるので、手の大きさが気になりません。欠点としては、インナーということで仕方ないのでしょうが、ハンドル操作などで少し滑りやすいです。あと何かに引っ掛けたりすると、すぐにびよーんと糸が出てきてしまうのですが、安いから許します。しばらくはこれを使ってみる予定です。