DreamMaker AI Boxのカスタマイズなどなど

AIBoxを購入する際に実現させたいと思っていたことが、走行中に地図表示と他のアプリの2画面表示です。これも無事実現できました。
AIBoxの2画面表示
写真はGoogleマップを開きながら、VLCでの動画を再生しているところです。これが出来たおかげで、助手席前に設置していたミニタブレットが撤去できそうです。


ただ全てのアプリが2画面表示に対応している訳ではないため、私がAIBoxにインストールしたアプリでどれが対応しているのかを試してみました。

画面分割可能アプリ
・Googleマップ(ナビゲーションパスに設定していない場合)
・HereWeGo
・Youtube
・Prime Video
・U-NEXT
・Xit Wireless
・VLC
・Youtube Music
・Chrome

画面分割できないアプリ
・Yahoo!カーナビ
・My NP1
・Amazon Music

地図アプリで対応していたのがGoogleマップとHereWeGoだけだったのが残念。HereWeGoの地図は見やすくて良い感じっぽいのですが、ベータ版ということもあり使い勝手はまだまだなので、Googleマップ1択という感じでしょうか。

AIBoxにはMicroSDとNanoSIMのスロットが付いているためこれも有効活用しましょう。SIMを入れることにより車内での使い勝手が増すので、すでに車内Wi-Fi環境がある人を除き利用することをオススメします。私はDocomo系のMVNOを使って問題なく利用できています。そしてSIMを入れたあとにAIBoxでテザリング設定を行うことで、車内Wi-Fi環境を利用できるようになります。
AIBox起動時には自動でテザリングがオンにならないため、MacroDroidアプリを利用します(無料の範囲で使えます)。設定内容は以下の通り。
Macrodroid
・マクロ名(任意)
 起動時テザリングON
・トリガー
 [機器の動作]-[機器本体を起動時]
・アクション
 [接続]-[テザリングのON/OFF]-[テザリングをONにする]

これだけで、いつも車内で無線LANが使えるようになります。

続いては、ランチャーの変更をしてみます。デフォルトのランチャー(ホーム画面)はなかなか使いづらいと感じてしまうため、自由度の超高いNova Launcherを使ってみます。アイコンやウィジェットを好きなように配置し、Novaをデフォルトのホームアプリに設定してみたところ、非常に快適に使えるようになったのですが、唯一にして最大の問題点が発覚。なんとNova Launcherをデフォルトホームアプリにすると、2画面表示が出来なくなります。これはタスクリスト表示が出来なくなるためで、如何ともし難い。仕方なくホームアプリは変更せずにNovaを自動起動設定にして利用しています。

ちなみに自動起動アプリは複数登録できるので、私は1番目にNova Launcher、2番目にGoogleマップを指定しています。音楽アプリは自動起動に登録しなくても前回再生していた続きから自動で再生される事が多いですが、いつもでは無いようなのでよくわかりません。

最後にサポートについて。一度だけメールで問い合わせを行ったのですが、非常に好感を持てる対応でした。日本の会社で日本人の方が対応していただけるのが、安心感があります。

iPhoneユーザが、別スマホとmineoマイそくで音楽聴き放題スマホを作ってみる

下記は、iPhoneの「ショートカット」アプリを使って、インターネット共有(テザリング)を自動でオン・オフする手順について記載してます。

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mineoのマイそくスタンダードは、月−金の12時〜13時が遅くて使い物にならない&3日間で10GBを超えてはいけないという大きな制限がありますが、1.5Mbpsでデータ使い放題なのに月額990円なプランであります。このマイそくを、手持ちのiPhoneとは別のスマホに入れ、音楽再生専用スマホを作りました。このスマホを使ってお仕事中の10数時間、音楽を流しっぱなしにしてます。

ただ、平日の昼間の1時間は、遅すぎて音楽が聴けない状態になってしまうので、その間だけiPhoneのテザリング(インターネット共有)を自動で有効にさせ、仕事中は操作することなくに途切れなく音楽再生を続けられるようにしました。

音楽再生に特化するなら、音楽のカウントフリーオプションが選べるBIGLOBEモバイルOCNモバイルONEを選んでおけば面倒がないのですが、私が最も使っている音楽配信サービスは『SMART USEN』というマイナーなもの。これが対応しているカウントフリーは、残念ながら見つけられませんでした。仕方なく、マイそくスタンダードを利用することになりました。

iPhoneを自動でテザリングのON/OFFができるのは、iOS16以上の「ショートカット」アプリとなります。このため、iPhone8以上が必要です。iPhoneの[設定]-[インターネット共有]から[“Wi-Fi”のパスワード]を設定した後に[ほかの人の接続を許可]をONにし、この画面が表示されている状態で接続したいスマホでWi-Fiを検索して接続させます。無事にWi-Fi接続してネットが使えることを確認しておきます。終わったら接続を許可をOFFにしておきます。

以降はiPhoneの「ショートカット」アプリから設定していきます。

  • 画面下部の「オートメーション」をタップ
  • 画面右上の「+」をタップ
  • 「個人用オートメーションを作成」をタップ
  • 「時刻」をタップ
  • 新規オートメーション画面の中央の「時刻」をチェックし、その下の時刻をタップして「11:55」に設定
  • 新規オートメーション画面の下の繰り返しから「毎週」をチェックし、「日」「土」を非選択にして「次へ」
  • アクション画面で「アクションを追加」をタップ
  • 検索エリアで「インターネット」と入力し、リストに出る「インターネット共有を設定」をタップ
  • インターネット共有を[オン]に[変更]となっていることを確認して「次へ」
  • 画面下部の「実行の前に尋ねる」を「オフ」にした後に「完了」をタップ
  • 同じ感じで、「13:05」に「土日以外」で「インターネット共有を[オフ]に[変更]」にしたアクションを作成する

これで、お昼時間帯にiPhoneのテザリングが有効になるため、音楽再生スマホは自動でiPhoneにWi-Fi接続し、音楽の再生が継続されます。なお、私の場合はお昼時間帯のデータ使用量は200MB~300MB程度なようです。音楽再生アプリによっては、Wi-Fi接続時は高音質で再生するような設定になっている場合があるので、これは適宜見直してください。