ずっと以前から、PPPoE方式を利用してWindowsを使って自宅VPNサーバーを構築しておりました。目的は、海外に住んでいる知人が金融機関サービスの利用とテレビの視聴、そしてYahoo! JAPANの各種サービスを利用できるようにするためです。
サーバー側にはSoftEther VPN(OpenVPN)を利用し、クライアントにはOpen VPN Connect(Android版),(Windows版)などを利用していました。
今回、自宅サーバーの接続方式をPPPoEからIPoEに変更するにあたり、VPNの接続方式を変更しました。サーバー側は引き続きSoftEther VPNを利用し、Azureの設定を行います。すでにVPN接続に必要な基本的な設定は完了しているとして、変更点のみを簡単にメモしておきます。
SoftEther VPNの接続設定画面から「VPN Azure 設定」をクリック。「VPN Azureを有効にする」をチェックするとともに、VPN Azure ホスト名を覚えておきます。SoftEther VPNの変更点はこれだけ、だったはず。
クライアント側は、OpenVPN ConectからOpen SSTP Clientに変更。インストール&起動したら、HOMEタブでHostnameに上記のVPN Azure ホスト名を、UsernameとPasswordも入力してからスライドスイッチをオンにすればOKです。
ちなみにIIJmioひかりのPPPoE→IPoEへの変更手順は、手続き・照会のmioひかりから行ってください。変更は無料ですが、月に一度しか変更できません。変更が完了した旨通知が来たら、ルーターの回線接続方法を変更します。自動で切り替わるものについてはルーターの再起動を、私の使っているtp-linkのルーターでは、インターネット内の「インターネット接続タイプ」を「DS-Lite」にしています。