Jelly2 をセットアップしてますが、キーボードが何か良いのがないかと思って探してみたところ、Microsoft Swiftkeyキーボードというものを見つけたので使ってみました。通常版とベータ版がありましたが、新機能が追加されてるだろうベータ版を使ってみます。

なかなか良き点が多いのですが、個人的には１つ受け入れられないポイントがあり、Gboardからの移行は難しそうです。

大画面なら問題ないのですがJelly2のような極小画面ですとキーボードの大きさ(高さ)というのは気になります。Gboardは７段階で調整できますが直感的ではありません。Swiftkeyは無段階でキーボードの高さを微調整できるので、すごく良いと思います。

文字カーソルの移動は、Gboardでは矢印キーで左右のみ可能でしたが、Swiftkeyは上下にも可能なので、エディタ的な画面では目的の場所により早く移動できるようになります。しかもiOSのようにスペース長押しでカーソル移動モードになるので、iPhoneユーザーも違和感なく使えるかもしれません。

クリップボード管理機能はGboardにもあって非常に便利に使ってますが、実装されたのはSwiftkeyのほうが早かったらしいです。一度これを使ってしまうと、履歴が取れないキーボードは使いたくなくなるので注意です。

ただ、残念な点も。
できるのかも知れませんがちゃんと調べたわけではないので、出来たらゴメンナサイ。
まず、単語登録ができません。私は常用しているメールアドレスが3つあるのですが、「め」という読みに登録してて、ログインID入力時に省入力化してます。Swiftkeyはクリップボードに文字列をコピーした後ショートカット(読み)を設定し、ピン留めすることにより単語登録機能を実現します。ただ制限として同じショートカットを複数個登録できません。まぁ、ピン留めだけしておいてメアドを入力するときは履歴から入力しても良いのですが、ここが残念なところ。

これも設定できるのかもしれませんが、テンキーモードが使えなさそうです。なくても大きい問題ではないですが、あると便利な場面もあるため、追加していただきたいです。

スペース(空白)キーの横スライドでキーボードの切り替えができたり、キーボードで翻訳ができたりと面白いキーボードだとは思うのですが、やはり単語登録だけは何とかして欲しいです。

ちなみにAndroidだけでなく、iOS用もあるようです。興味のある方はぜひお試しください。