AURAのワイヤレス充電器にファンを追加

最近のドライブ中は、常にWireless Android Autoを実現できる「AAWireless」でスマホを接続して使っております。乗車後にいちいち結線することなく利用できるのでこの上なく便利なのですが、長距離ドライブ中は充電が心配になってきます。このため、ワイヤレス充電未対応のマイ・Androidスマホを無線充電可能にするガジェット「ワイヤレス充電レシーバー」を使って、AURAのワイヤレス充電器に載せるだけで無線充電できるようにしてみました。


充電器のスペックのせいなのか、充電レシーバーの制限なのかわかりませんが、充電はできるようになるのですが、速度はあまり早くありません。それよりも気になったのが、その発熱量。構造上スマホに密着して利用することになるため、充電中に発熱による機能制限が発動することがよくありました。それに、あのワイヤレス充電器の場所は、熱がこもりそうですよねぇ。
冷却ファン
素直にワイヤレス充電対応のAndroidスマホに買い替えればよいのでしょうが、iPhoneと違いQi対応機種はほとんどがハイエンド機。おいそれと手は出せません。仕方なく対応策として、小型の冷却FANを充電器上に取り付けてみました。パソコンや周辺機器に利用されるような40mm冷却ファンをUSB Type-Cからの給電&風量調整スイッチがついた製品です。

取り付けは、超強力両面テープで張り付けるのみ。気を付けることとしては、ファンの向き(吹き出た風がスマホに当たる向き)と天井とファンの接着面はなるべく隙間を空けて、空気が通りやすくしてあげることくらいです。

さっそく取り付けてしばらく使っているのですが、体感上3℃程度の温度低下効果がありそうです。騒音は全く気にならず、つねに最強にして使っています。おかげで取り付け後に高温による速度制限は、以降一度も経験していません。

2023の夏の暑さはピークを越えたようですが、ワイヤレス充電中の発熱に困っている方は、試してみるとよいかもしれません。

(私の)Rakuten Hand 5Gは、車載用スマホには不向き

Rakuten Hand5G
先般手に入れたRakuten Hand 5Gは、車載専用スマホの利用を想定していたのですが、利用を諦めることにしました。

まず、Hand 5Gはサイズが小さいこともあって熱が苦手です。バッテリー温度が40度を超えたあたりから、充電速度や画面輝度の低下などを含めいろいろ制限が出始めます。この閾値が他のスマホと比べて低いのが使い勝手が悪いのです。真夏の車内で日が当たる場所にスマホを少しでも置いておくと40度はすぐに超えてしまうため、温度耐性が低いスマホは少し困ります。

決定的なのは、位置情報が取れなくなることがあること。Android Autoを利用してナビとして使いたいのに、移動しても自車位置が更新されず、地図がぐるぐる回ってたりします。おそらくこれは私の端末固有の問題だとは思うのですが、位置が取れなくなるのは致命的。ということで、車載専用スマホの地位は、Rakuten Hand 5GからOPPOの Reno5 Aに変更することにしました。少し縦が長いのですけど、まぁしばらくはこれで我慢です。

Pioneer NP1でサブドライバーが自動でチェックインする方法(Android 限定)

パイオニアのNP1は、メインのドライバー以外に「サブドライバー」を登録することができます。My NP1アプリからサブドライバーでチェックインすることで、各ドライバーに合わせた機能を利用できるようになります。ただ残念ながら、一定時間後すぎると勝手にメインドライバーでチェックインした状態になってしまいます。それに、乗るたびにチェックインをするのも面倒なので、自動でチェックインするようにしてみました。AndroidでMy NP1アプリを使ってるサブドライバーさん向けの情報です。

MacroDroidアプリを使って実現します。課金しない状態で使えるはずです。MacroDroidの細かい説明は端折りまして、マクロのみの説明です。仕様は、給電中なAndroidスマホがNP1とBluetooth接続されたことをトリガーに、チェックインできるようにします。

Macrodroid

【トリガー】

  • デバイスに接続時
    [接続][Bluetoothイベント][デバイスに接続時][NP1-xxxx]

【アクション】

  • 起動:My NP1
    [アプリ][アプリを起動][アプリを選択][My NP1]

  • 待機3秒
    [マクロ][次のアクション実行前に待機][3秒]

  • UI画面操作(クリック[NP1を設定])
    [機器の操作や動作][UI画面操作][クリック][テキスト内容][NP1を設定][クリック結果を待たない]

  • 待機5秒
    [マクロ][次のアクション実行前に待機][5秒]
  • UI画面操作(クリック[チェックインする])
    [機器の操作や動作][UI画面操作][クリック][テキスト内容][チェックインする][クリック結果を待たない]
  • 待機5秒
    [マクロ][次のアクション実行前に待機][5秒]
  • ホーム画面を表示
    [機器の操作や動作][ホーム画面を表示]

【条件】

  • 電源に接続中
    [バッテリー/電源][電源の接続状態][電源に接続中][(任意のオプションを選択)]

以上で今のところうまく動いてます。待機時間は環境に合わせて調整してみてください。

iPhoneユーザが、別スマホとmineoマイそくで音楽聴き放題スマホを作ってみる

下記は、iPhoneの「ショートカット」アプリを使って、インターネット共有(テザリング)を自動でオン・オフする手順について記載してます。

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mineoのマイそくスタンダードは、月−金の12時〜13時が遅くて使い物にならない&3日間で10GBを超えてはいけないという大きな制限がありますが、1.5Mbpsでデータ使い放題なのに月額990円なプランであります。このマイそくを、手持ちのiPhoneとは別のスマホに入れ、音楽再生専用スマホを作りました。このスマホを使ってお仕事中の10数時間、音楽を流しっぱなしにしてます。

ただ、平日の昼間の1時間は、遅すぎて音楽が聴けない状態になってしまうので、その間だけiPhoneのテザリング(インターネット共有)を自動で有効にさせ、仕事中は操作することなくに途切れなく音楽再生を続けられるようにしました。

音楽再生に特化するなら、音楽のカウントフリーオプションが選べるBIGLOBEモバイルOCNモバイルONEを選んでおけば面倒がないのですが、私が最も使っている音楽配信サービスは『SMART USEN』というマイナーなもの。これが対応しているカウントフリーは、残念ながら見つけられませんでした。仕方なく、マイそくスタンダードを利用することになりました。

iPhoneを自動でテザリングのON/OFFができるのは、iOS16以上の「ショートカット」アプリとなります。このため、iPhone8以上が必要です。iPhoneの[設定]-[インターネット共有]から[“Wi-Fi”のパスワード]を設定した後に[ほかの人の接続を許可]をONにし、この画面が表示されている状態で接続したいスマホでWi-Fiを検索して接続させます。無事にWi-Fi接続してネットが使えることを確認しておきます。終わったら接続を許可をOFFにしておきます。

以降はiPhoneの「ショートカット」アプリから設定していきます。

  • 画面下部の「オートメーション」をタップ
  • 画面右上の「+」をタップ
  • 「個人用オートメーションを作成」をタップ
  • 「時刻」をタップ
  • 新規オートメーション画面の中央の「時刻」をチェックし、その下の時刻をタップして「11:55」に設定
  • 新規オートメーション画面の下の繰り返しから「毎週」をチェックし、「日」「土」を非選択にして「次へ」
  • アクション画面で「アクションを追加」をタップ
  • 検索エリアで「インターネット」と入力し、リストに出る「インターネット共有を設定」をタップ
  • インターネット共有を[オン]に[変更]となっていることを確認して「次へ」
  • 画面下部の「実行の前に尋ねる」を「オフ」にした後に「完了」をタップ
  • 同じ感じで、「13:05」に「土日以外」で「インターネット共有を[オフ]に[変更]」にしたアクションを作成する

これで、お昼時間帯にiPhoneのテザリングが有効になるため、音楽再生スマホは自動でiPhoneにWi-Fi接続し、音楽の再生が継続されます。なお、私の場合はお昼時間帯のデータ使用量は200MB~300MB程度なようです。音楽再生アプリによっては、Wi-Fi接続時は高音質で再生するような設定になっている場合があるので、これは適宜見直してください。

マグネット式車載スマホホルダー

E13系専用スマホホルダーが不調に終わったので、次はどうしようかと思案してました。ダッシュボード以外で取り付けられそうな場所を探したところ、次のターゲットは運転席側ドリンクホルダーに決定しました。
この辺
いろいろ調べまして、こちらのマグネット式ホルダーを選んでみました。本日届きましたので早速貼り付け箇所を脱脂したあとに貼り付け。取り付けたところはこんな感じになりました。
ホルダー貼り付け
ちなみに取り付け予定のスマホはRakuten Hand5G。ホルダー内に入っていた四角い板をTPUケースの間に入れてホルダーにくっつけます。ここにつけるのは小さ目なスマホが良さげです。iPhoneならminiがジャストかと。

早速取り付けてから少し試走してみたのですが、通常走行では落ちることもなくいいかんじです。ただ、ドリンクホルダーをパカッと開くと確実にスマホが落下してしまいます。ということで対策を考えます。今回は、DAISOで「コードフック粘着テープ式8個」を使うことにします。なお、この商品は色がシルバーなので、DAISOのラッカースプレー(黒)で着色してます。で、こんな感じに貼り付けました。フックの先は、実際にスマホを載せた状態で力ずくで曲げて、ホールド性を上げてあげました。
コードフック付けた
実際にスマホを載せてみたところはこんな感じに。この状態でドリンクホルダーを開いても、スマホが落下することはなくなりました。
RakutenHand5G取り付けたところ
エアコンの吹き出し口を下向きにすることでスマホの冷却も期待できるので、この夏はこれで過ごしてみたいと思っております。なお、ここに取り付けながら充電する場合は、コネクタ部がL字なケーブルがオススメです。